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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
乱れた歯並びの問題は、見た目の悪さやコンプレックスだけではありません。このほかにもさまざまな悪影響や不具合が生じます。それは虫歯や歯周病になるリスク、咀嚼(そしゃく)がうまくいかなくなり胃腸に負担をかけるリスク、発音が不明瞭になり意思疎通がうまくいかなくなるリスク、全身のバランスがくずれるリスクなどです。もし歯並びの乱れにお悩みなら、歯列を整え、口元の健康美を手に入れませんか? 佐賀市兵庫町の歯医者「こうすけ歯科医院」はさまざまな矯正歯科治療をご提供します。
学校検診の方針が見直され、近年では子どもたちの虫歯は減少傾向にありますが、その一方で歯並びや噛み合わせが悪い子どもは増えているようです。これまでは歯並びが悪くなる原因は「乳歯の虫歯」や「悪習慣」だといわれてきましたが、今では、食習慣や生活様式の変化などの「生活習慣」が大きく関与しているといわれています。
咬合育成療法とは、お子様の顎のまわりの成長バランスを整え、歯並びや噛み合わせが悪くならないように定期的にチェックして健やかな発育を助ける療法です。
症状 | 療法 |
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顎の大きさが足りない | 顎まわりの筋肉を正しく機能させるとともに、顎の健やかな成長を促します |
顎のバランスが悪い | 顎のバランスが整うように生活習慣のアドバイスし、顎まわりの筋肉機能を正常化させます |
現れる症状 | |
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歯並びが悪い | 歯列の形態が悪くなります 個々の歯が傾斜したり、埋まっていたり、横を向きます |
噛み合わせが悪い | 発音がはっきりしないことがあります 正面から見た顔貌がゆがんだり、横顔がアンバランスになったりします |
療法 | |
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定期的におこなうこと | 歯や歯ぐきなどのお口の中のチェック お口まわりの筋肉のチェック |
発音をクリアにするためにおこなうこと | お口まわりの筋肉の機能訓練 顎や顔のバランスだけでなく全身のバランスを整えるためのサポート |
咬合育成療法を始めるタイミングはお子様のお口の状態により異なります。ケースに対して相応しいタイミングを逃すと、成人の方と同じような歯列矯正をおこなうしか選択肢がなくなってしまいますので、最適なタイミングを逃さないためにも小さいころから定期的にかかりつけの歯科医院に通っていただくことが理想です。
かかりつけ歯科医院がない場合の1回目の診断のタイミングとしては3歳前後が挙げられます。骨格的な要因がある反対咬合(受け口)などの診断と治療のタイミングがこの時期なのです。次のタイミングは上の前歯が永久歯に生え替わる時期で、それを逃すと次の時期は永久歯への生え替わりが完了する中学生の頃になってしまいます。
矯正治療は始める時期で大きく2種類に分けられます。それは顎の成長期におこなう小児矯正治療と永久歯が生えそろった時期におこなう成人矯正治療です。11歳未満におこなう小児矯正は顎の成長を促し、歯が並ぶスペースを確保します。11歳以上でおこなう成人矯正は、歯を理想の位置に動かして歯列を整える治療です。
矯正治療は子どもが受けるイメージがあるかもしれませんが、歯と歯ぐきが健康ならば大人になってからでも始められ、きれいな歯列を得られます。矯正治療には年齢制限はありません。大人になってからならば治療に対するモチベーションが高く、納得して矯正装置を選べるうえ、治療計画が立てやすいので、スムーズな治療をおこなえるメリットもあります。
矯正治療はお口に合わせた矯正装置で少しずつ顎を大きく広げたり、歯を理想の位置に動かしたりします。当院では患者様のお口の状態や年齢に合わせて、咬合育成療法や小児矯正、成人矯正をご提供します。治療費用や期間や使用する装置の種類はお口の状態により異なりますので、まずはお気軽にご相談ください。抜歯はできるだけ避けることを基本にしていますが、生え替わりの時期に乳歯が永久歯の歯列に悪影響をおよぼしそうな場合や、成人矯正で歯並びを整えるためにどうしても必要な場合は抜歯をすることもあります。
矯正装置というとイメージされるのがこのタイプです。歯面にブラケットを装着してワイヤーを通して歯を理想の位置に動かしていきます。ほとんどの症例に対応しますが、目立つのがデメリットです。
仕組みはメタルブラケットと同じで、歯面にセラミックのブラケットを装着してワイヤーを通して歯を少しずつ動かします。セラミックは歯の色になじむので、あまり目立ちません。
取り外し可能なマウスピースを一定期間ごとに取り替えながら歯を動かしていく方法です。食事やブラッシングのときに取り外せるので矯正治療中でもなんでも好きな物を食べられます。透明なので装着時も目立ちません。