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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
今日はちょっと趣を変えて、皆さんご存知だと思いますが数字を挙げて・・・。
糖尿病内科医の西田 亙先生の文献によると、昭和38(1963)年老人の日の記念行事で初めて、百歳を迎える高齢者にお祝い状と記念品を贈呈する式典(百歳高齢者表彰)が行われたそうです。この時表彰されたのは、わずか153人だったそうです。百歳高齢者表彰は、その後も毎年続けられ、令和2(2020)年にはなんと8万450人に達しています。令和元年からわずか1年の間に9千人以上も増えているということは驚きに値すると記されています。
また、明治32年(1899)年と平成30(2018)年の比較で、明治32年で命を落としていたのは、大多数が「乳幼児」で、その後、産婦人科医と小児科医の尽力により、乳幼児の生存率は劇的に改善され、現代ではお亡くなりになる多くの方が「高齢者」になりましたが、2007年には超高齢化社会になりました。
もちろん長寿の方が増えていくのは素晴らしいことですが、一方では、医療費と介護費が爆発的に増加しています。85歳以上になると医療費は年間約108万円、介護費は75万円が必要になり、95歳以上になると介護費はさらに増加し、年間202万円に達するそうです。
~ん、長生きするのもつらい時代になりましたね。このように数字を挙げられるとさらに考えさせられます。