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歯科金属とアレルギーの関係

こうすけ歯科医院

歯科金属とアレルギーの関係

 こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

 歯は、詰め物やかぶせ物をして形態を回復させることはできますが、治すことはできません。不運にも足が無くなった人が、歩くために義足を入れるのと同じように歯科治療は多くの場合、リハビリ治療といえます。一度むし歯になってしまうと、自分自身の細胞では元に戻すことができないのです。

 このようにむし歯になった歯を治すのに使われるのは、保険診療の場合多くは金属です。詰め物やかぶせ物に使われる金属の寿命はおおよそ「7、8年くらい」といわれています。お口の中では唾液や日々の飲食物など過酷な環境にさらされるため、どうしても劣化してしまいます。そして、金属がお口の中で徐々に溶け出してしまいます。このことは誰にでも起こるわけではありませんが、ひとにより溶けだした金属の許容量は異なりますが、限界を超えたときにアレルギーが突然発症します。

 金属の詰め物やかぶせ物に代わり、体にとって、安全で、機能的にも優れたセラミック素材も多く歯科治療に用いられてきました。自費診療となり少しお高いですが、「セラミックなどでアレルギーを起こした」という報告はないため、現時点では比較的安全な素材といえると思われます。

 

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