休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
骨粗鬆症は、一般的には「骨がスカスカ」になる病気だといわれています。原因として、加齢、栄養不良、運動不足などがあります。特に女性の方は、閉経後女性ホルモンが減ることにより、骨が弱りやすくなるようです。骨粗鬆症でひとたび骨折すると、度重なる骨折を繰り返すこともわかっています。また、ひとたび骨折するとその後の寿命が短くなることも知られています。骨折自体で命を落とす方は、ほとんどいらっしゃらないですが、心臓、肺の機能が低下することにより命を落とす原因になるといわれています。
糖尿病の患者さんの中で、骨密度検査では骨にカルシウムがしっかりためられているのに、ちょっとしたことで骨折する患者さんが多いことが報告されるようになりました。これは、血糖値が高い状態が長く続くと、新しく骨をつくる力が落ちてしまい、骨の新陳代謝が鈍ってしまうことが原因らしいです。その結果、古くて質の悪い骨が長く残ってしまうことになります(糖尿病による骨質の低下)。