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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
睡眠中に歯ぎしりをする子供は、意外に多いことが知られています。ほとんどのお子さんにみられるようです。心配される父兄の方が多いようですが、生理的なもので、心配することはないと思われます。
子供の歯ぎしりは「睡眠随伴行動」と呼ばれ、おねしょや寝言、寝ぼけなどの仲間といわれています。起きたときは記憶にないし、成長とともに自然に消えていく行動です。歯ぎしりが原因で詰め物がとれてしまうお子さんもおられますが、詰め物をやりかえながら様子を見ていけばいいでしょう。
ただし心配する要素も・・・・最近では歯ぎしりを増幅する因子ががわかっています。大人であればストレスが原因とかよく耳にしますが、子供の場合、「睡眠習慣」に問題があるといわれています。 「騒音のある部屋で寝ていて眠りが浅くなる」とか「睡眠時間が圧倒的に不足している」「起きる時間・寝る時間が不規則」といったことで歯ぎしりが増幅されやすいといわれていますので、しっかり時間・質ともに睡眠をとるように心がけましょう。