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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
「フッ素でむし歯予防」と言えば、みなさんが真っ先に思い浮かべるのは歯みがき剤かと思います。フッ素入りの歯みがき剤は、1948年に初めて日本で発売されました。
その後、フッ素の入った歯みがき剤が世界中であたり前になり、今や国内シェアの91.4%になります。日本では、フッ素入り歯みがき剤のシェアが伸びるにつれてむし歯が減ってきました。
多くの歯みがき剤のパッケージをみるとフッ化ナトリウムとかフルオロリン酸という表示がしてあると思います。また、「フッ素○○㏙配合」の表示はフッ素の濃度のことです。日本では、最近になってフッ素濃度の決まりが改正され、世界基準の1500㏙以下の高濃度歯みがき剤の製造と販売が、認められました。この数字が大きいほうがむし歯予防効果が高く、数字が小さいと効き目も弱くなります。
なんでも、高濃度の(1500㏙)の歯みがき剤を3年使用したら、子供(7~14歳)のむし歯が20%も減ったという研究もあるようです。
せっかく歯みがきするなら、効き目が高い高濃度フッ素入りの歯みがき剤がいいですよね。
歯磨き剤の使用法としては、まず、毎日、毎回使用しましょう。また長時間フッ素を停滞させるために、「うがいは1回」大さじ1杯くらいの少ない水でするのがベストです。「うがい一回だけでは、気持ち悪い」という方は、2回の歯みがきが有効です。それは最初はしっかりみがいてしっかりうがいをして、2回目は、大さじ一杯の水一回だけでうがいを行う方法です。
皆さんも試してください。