白い詰め物「コンポジットレジン」｜佐賀市兵庫町のこうすけ歯科医院

　こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

　むし歯の治療は進歩し、最近はできるだけ健康な歯を削らずに詰めることができる白い詰め物「コンポジットレジン」（歯科用プラスチック）による治療が広く行われるようになったきました。

　コンポジットレジンは、昔は小さなむし歯の治療のみに用いられていましたが、最近ではコンポジットレジンそのものの材質の向上、接着剤の進歩により比較的大きな詰め物にも利用されるようになっています。

　現在使われているコンポジットレジンは、非常に色も安定し耐久性も増していますが、お口の中は体の中でも特に過酷な環境です。毎日唾液にさらされると、歯にも詰め物にも、そして接着剤にも問題が出てきます。

　接着剤においては、お口の中の色素を吸収し色がついてきます。また詰め物と歯との境目にコーヒーなどの色がしみこむことで、レジンを詰めた周囲に着色が起こることもあります。

　レジンの周囲が着色した場合、必要なら表面を研磨して、着色が消えればその後も快適に使い続けることは可能ですが、研磨をしても着色が消えない場合、希望に応じてレジンを詰め治すこともあります。

　もちろん、レジンの周囲や中がむし歯になっている場合は、むし歯の部分を徹底的に取り除きコンポジットレジンを詰め直します。