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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
皆さんは、「口腔機能発達不全症」という言葉をご存知ですか?
「口腔機能発達不全症」とは、15歳未満の小児において、食べること、話すこと、その他の口腔機能について、正常に機能を獲得していない場合に診断される疾患名です。平成30年4月より保険診療に採り入れられました。食べること、話すこと、呼吸することは我々が生きていくうえで欠かすことができないものであり、これらのほとんどお口が担う機能です。歯、舌、頬、口唇、喉がうまく調和して働くことでお口の中の機能は成立します。
症状としては、噛むこと、飲み込みがうまくできない、また構音の異常、お口がいつもあいていたりします。多くの場合、患者には自覚症状は認められません。
上に示した症状が続くと、将来、噛み合わせが悪くなったり、口で呼吸するようになったり、発音がおかしくなったり、歯並びが悪くなったりすることが起こります。
このようにならないためにも早めに歯科医院でのチェックを受け、指導を受けられたほうがいいと思いますよ。