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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
たんぱく質、脂質、糖質はヒトにおける三大栄養素といわれています。この中で糖質は生きるために欠かせないエネルギー源で糖質が極端に足りなくなるとヒトは動けなくなってしまいます。
砂糖も糖質の仲間で、1グラム当たりのエネルギー量は4キロカロリーで摂取されるとすぐにエネルギーとして消費されます。消費に時間がかかるたんぱく質や脂質に比べかなり効率の良いエネルギー源といえそうです。
疲れたときに甘いものを食べたくなるのは、摂取した砂糖が分解されブドウ糖になり、すぐにエネルギーとなるからです。特にヒトの脳の活動にはブドウ糖だけが使われます。
とはいえ砂糖やブドウ糖の摂りすぎはよくありません。WHOの食品中の遊離糖(砂糖、ブドウ糖、果糖など)の摂取に関するガイドラインによると、遊離糖の摂取は1日の摂取カロリーの10%未満とすることが推奨され、健康増進のためには5%未満が望ましいとのことです。5%未満は遊離糖でいえば約35グラム。缶ジュース1本飲むと簡単にオーバーしてしまう量です。