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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
「知覚過敏」この言葉は皆さん、一度は聞いたことがあると思います。知覚過敏とは、冷たい飲食物や甘味、酸味などから生じる歯の神経の一過性の痛みで、むし歯や歯の神経の炎症症状がない場合にみられる症状をいいます。ひどくなると歯ブラシの毛先が触ったり、空気を吸っただけでもしみるようになります。
知覚過敏は、まずしみる原因を探ることが大事です。なかには自己判断でてっきり知覚過敏だと思っていたことがじつは大きなむし歯をつくっていたということもあります。
知覚過敏はおもに、歯の象牙質が露出したところから歯の神経に刺激が加わることで起こります。象牙質が露出する原因としては、
①歯周病で歯ぐきが下がってしまった
②間違った歯ブラシ操作で歯ぐきが下がってしまった
③硬い歯ブラシや研磨作用の強い歯磨き剤の使用により歯の表面が擦り減ってしまった
④歯ぎしり、食いしばり、かみしめなどが原因で、歯の表面が速いスピードで擦り減ってしまった。
⑤酢、かんきつ類など酸性の飲食物で歯の表面が溶けだしてしまった。
以上 ①から⑤の単独もしくは複数の要因によって知覚過敏は生じます。