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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
口臭が口の中の状態や体の調子に応じて変化することは、皆さんも経験的に自覚されているものと思います。それでは、時間帯によって口臭の強さはどう変化するのでしょうか?
朝や晩の食事やブラッシングが終わって間もない時は口臭は弱いが、時間がたつにつれ、お口の中の微生物が、食べかす、お口の中で剥がれ落ちた粘膜上皮、白血球、唾液由来タンパクなどを分解して、徐々ににおいを産生しているそうです。
また、起床時の口臭が強いこともよく知られています。実験では、口臭成分の揮発性硫黄化合物(VSC)濃度は、起床直後が、最も高く、朝食の直前と直後では差がなかったということです。この結果から、就寝中は唾液の分泌が減少し、お口の中の自浄作用が低下するために、起床直後の口臭は最も強いと考えられているようです。