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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
今回のコラムは「歯槽膿漏の原因」についてです。
歯槽膿漏とは歯の周りの骨が溶けて膿や口臭が出てしまう病気です。
感染症の一種で、特殊な細菌によって引き起こされます。
その細菌を媒介するのが、プラーク(歯垢)です。
歯の周りにこのプラークが付いていると、歯槽膿漏の根本的原因となります。
この他にも歯槽膿漏を引き起こす原因があり、
歯にかかる大きな力やストレスや喫煙、あるいは糖尿病などがあります。
これらが歯槽膿漏の進行を左右しています。
歯石は歯槽膿漏を引き起こす原因と考えている人が多いようですが、
歯石自体が歯槽膿漏を発症させるわけではなく、
プラーク(歯垢)が菌の好む棲みかとなりますから、
放置してしまうと細菌が増殖してしまいます。
そこから、歯槽膿漏へと発展するわけです。
また、歯槽膿漏の助長を促すものに糖尿病が挙げられます。
歯槽膿漏は以前から、糖尿病の合併症の一つと考えられてきましたが、
実際のところ、糖尿病の人はそうでない人に比べて
歯肉炎や歯周炎に罹患している人が多い。という調査が報告されているようです。