休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
「歯は動かないもの」と思っていませんか?
実は、かなり弱い力でも歯は動くことがわかっています。
歯は土の中の杭のようにあごの骨の中に埋まっているように見えますが、弾力のある繊維で骨の桶(おけ)の中にハンモック上に吊り下がっていている状態をイメージした方がいいと思います。持続的な力が歯に働くと、圧迫された側の骨は吸収し、引っ張られた側には新しく骨ができます。
歯は、豊富な血管網を含み粘弾性を持つ歯根膜により支えられているので、歯と同じ方向に加わる間歇的な力は末梢の血液循環を促し歯にとってよいものといわれています。一方、持続的な力や歯の軸からずれた力は有害なものとと考えられます。
いつも決まった方向に頬杖をついたり、うつぶせ寝をしていたりすると容易に歯の傾きが変わったり、歯のアーチが崩れ顔が歪むひとつの大きな原因となりえます。