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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
神経をとる治療の基本は、
①細菌に感染した神経や膿をしっかり除去すること
②神経の通っていた管のなかをよく消毒すること
③きれいになった管の中へ新たな細菌が入らないように、しっかりと封をすること
以上3つです。
神経の治療は、治療内容は大変細かくて専門的ですが、その目的はごくシンプルです(ただし、治療は難しいです)。
この神経をとる治療は、じつは根っこの治療の再治療の困難さに比べれば難易度は低く、それは。「歯の中に神経がある」ことにより歯が守られていたからなのです。
神経は、痛みのセンサーのほかに、血液やリンパ液を歯に送る役割を担っています。神経があると、細菌と戦う免疫力が働くので、細菌の活動が制限されます。そのおかげで汚染は広範囲に及ばないというわけです