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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
詰め物が入ったら「治療前のむし歯よりだいぶ大きいな」と思ったことはありませんか?それには理由があります。
理由その1)
詰め物の材料によっては穴を多少拡げないと耐久性を確保できない場合があるからです。一般的jに削除量が少ないのは、コンポジットレジンという材料です。セラミックは薄く削ると割れてしまう恐れがあるためある程度の厚みが必要となります。金属は見た目は悪いですが、薄くでき、接着面を拡げることによりしっかり接着させます。
理由その2)
痛みやすい場所をあえて詰め物で覆うことにより歯を守ることができます。例えば、奥歯の山(咬頭)の部分は、強い力がかかって痛みやすい場所です。そこで咬頭が痛んで崩れてこないように、あらかじめ咬頭の方まで歯を覆って守ることがあります。
理由その3)
むし歯は歯の内側で広がりやすく、実際は見た目よりも大きいことが多いからです。むし歯は表層の硬いエナメル質より、内側の軟らかい象牙質でむし歯は 広がります。見た目は小さくても、実は大きなむし歯であることがよくあります。そのため、「詰め物が想像していたよりも大きい}と感じがちなのです。