休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
高血圧症の患者の方の注意点をいくつか挙げさせていただきます。
1.出血しやすい傾向があります
血圧のコントロールがされていないと、歯周ポケットの深いところをスケーリングしたり、外科処置のときに出血しやすい傾向があります
2.血液サラサラの薬を飲んでおられる方は、要注意です
糖尿病の患者さん同様、なかなか血が止まらない傾向にあります
3.血圧が急上昇しやすい
どんなに度胸のいい人も、歯科治療は緊張します 治療中に血圧が上昇してめまいやふらつきが起きることもあります 食事療法や飲み薬で血圧を十分にコントロールしましょう
※血液サラサラの薬は、血管内に血の塊(血栓)ができにくくするものです
抗凝固薬としては、イグザレルト、エリキュース、プラザキサ、リクシアナ、ワーファリン(いずれも商品名)などがあります。また抗血小板薬トシテ、エパデール、バイアスピリン、プラビックス、アンプラーグ、エフィエント、オパルモン、パルナジン、プレタール、プロレナールなどあります。
外科処置のときは注意が必要です。
また、血管を広げて血圧を下げるお薬として、カルシウム拮抗薬があります。副作用として歯ぐきが腫れてしまうことがあります。主なカルシウム拮抗薬として、アダラート、アムロジン、ニバジール、ノルバスク、バイミカード、バイロテンシンなどがあります。