休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
妊娠するとホルモンの影響で、女性はさまざまな変化が身体に起こります。妊娠性歯肉炎もそのひとつと考えられています。
その症状は、エストロゲンやプロゲステロンの分泌量が増加する時期と一致し、毛細血管の拡張と透過性の亢進により、歯肉辺縁と歯間乳頭が発赤・腫脹することが特徴です。普通妊娠2ヶ月頃から始まり、8ヶ月頃まで続き、出産後には回復することがほとんどです。それらのホルモンは口の中の細菌叢の変化を引き起こし、特にP・I菌(女性ホルモンを餌にする菌)の割合を増加させます。この菌も他の歯周病原菌と同じようにお口の中の歯垢中に存在する為、体調に合わせながら毎日の歯みがきをしっかりすることが、妊娠性歯肉炎の予防、治療となります。