休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
糖尿病患者さんが、歯科医院に来院されたとき、注意するべき点を述べたいと思います。血糖値やHbA1cの問題がないときは、歯科治療を受けるにあたり、さほど問題は生じないと思われます。
それでは、問題がある人は、どのようなことが起きるのでしょう?われわれ歯科医の立場で悩むのが、糖尿病と診断されて未治療の患者さん、治療を中断していてる患者さん、治療しているものの血糖値が不安定な患者さんです。HbA1cの値が8㌫以上、空腹時の血糖値が164~180mg/dl以上になると、感染合併症リスクが優位に増加します。血糖コントロールができていない患者さんに安易に治療をしてしまうと、感染症や創傷治癒の遅延、治療不全につながる可能性があります。
これらの問題を防ぐ為には、最低でもケトン対(-)、血糖値が正常値近くにあると安心です。歯科治療を安全に受けるためにも、日頃より糖尿病の方は適切にコントロールをしておきましょう。