休診日
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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
今日はメインテナンスの重要性について述べたいと思います。
今までの歯科治療は、むし歯になった、歯がぐらぐらする、歯ぐきが腫れた、歯が痛い、しみるなど何か自覚症状が出て、それに対処するという治療法が主流でした。症状が出てからの治療では、どうしても後手後手の治療になりがちです。歯が残ればまだいいのですが、手遅れになってしまって抜かないといけないという場合も多々あります。早めに¥気づいて対策をとるためにも、定期的なメインテナンスは必要不可欠です。
実際、定期的メインテナンスで約10年間継続している患者さんを調べたデータがあります。日本人の平均値(「歯科疾患実態調査」による)に比べ、歯の喪失のペースは明らかになだらかで、多く歯を残すことができるようです。中でも40代、50代、60代で歯が加速度的に減っていくのに対し、メインテナンスを受けている40代、50代、60代では歯を喪失する勾配がゆるやかであることがわかります。このことを考えるとメインテナンスを受けている方の8020(80歳で20本の歯を残す)の達成は、それほど高いハードルではなさそうです。