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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
インスリンを作るすい臓のβ細胞は、脳の神経細胞のように加齢とともに死んでいく細胞です。しかしながら、休みなく常にβ細胞に過負荷がかかると、加速度的にインスリン分解能力は低下していきます。糖尿病を発症する頃には、その力は健常者の半分以下にまで落ち込むといわれています。残念ながら、一度失われた力が元に戻ることはありません。一度、糖尿病と診断されれば、生涯にわたりその弱ったすい臓と共に生きていかなければならないのです。
そうなると、生涯にわたり「食事制限」が必要となります。インスリン分泌能力は半分以下になるわけですから、食事量も減らす必要があるのです。糖尿病の食事療法は、エネルギー制限食1,200~1,400kcalがよく処方されますが、これは2~3歳児が食べる量に相当します。糖尿病にならないために普段からの生活習慣がいかに大切かがわかっていただけると思います