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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
あけましておめでとうございます。こうすけ歯科医院の古川です。
今日から私の診療所も今年の仕事始めでした。
さて、今日は摂食障害について書かせていただきます。
1)神経性やせ症(強いやせ願望から体重が激減)
体重が増加することへの著しい恐怖が生じ、極度のカロリー制限を続けたり、体重増加を防ぐための病的な「体重調整行動」(自己誘発性嘔吐、下剤・利尿剤・薬物乱用、絶食、過剰な運動など)を行ったりします。
リバウンドして神経性過食症に陥ることも多く、その際には抑うつ、無力感、衝動性などが強まるので注意が必要です。
2)神経性過食症(食べてもどして「なかったこと」に)
普通の人が食べる量よりも明らかに多い量の食物を食べる「過食エピソード」を繰り返し、自分の意思で過食を抑制することができません。そのため、食後の「体重調整行動」により体重増加を防ぐようになります。
長期化すると、嘔吐や下剤乱用により電解質の以上を生じ、不整脈などの合併症で致死的になる危険性もあります。
3)過食性障害(過食と日常ストレスが悪循環に)
神経性過食症のように「過食エピソード」を反復しますが、過食後の病的な「体重調整行動」はともなわない状態です。過食性障害の過食エピソードの頻度は、「平均して3ヶ月間にわたって少なくとも週一回」と定義されています。