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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
われわれの体には五感といって、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚があり、さまざまな情報を脳に伝えています。これらのシステムは胎生期に構築され、出生時にはすでに機能しています。
さらに赤ちゃんは、原始反射と呼ばれるいくつかの反射機能を備えて生まれてきます。そのひとつに(口唇)探索反射があります。口唇周囲に何かが触れると反射的に顔を向けて口を開く動作です。そして口唇反射が加わります。これは口唇に何かが触れると口唇を丸める動作をすることをいいます。また、次に始まる原始反射は、吸啜反射です。これは口唇に触れたものは何でも自動的に吸おうという動作を始める反射です。これらの原始反射によって新生児は、母親や哺乳ビンの乳首を捜し、くわえ、そして吸う動作へとつなげているのです。この哺乳にかかわる口腔、咽頭の連続した機能は、口唇、頬、舌、咽頭が一体となって、波を打つように動いているもので、指令を出す共同作業といえます。