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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
硬い歯ブラシに日頃慣れている人は、普通のかたさ、柔らかいかたさの歯ブラシを使うとまどろっこしいと感じるのは無理もありません。何かみがいた気持ちにならないのです。でも、硬い歯ブラシでゴシゴシすると、歯ぐきが痩せエナメル質より一段やわらかい象牙質が出て、これを削ってしまわないか心配です。理想的な歯ブラシ圧は案外軽いタッチですよ。
ある大学での研究で、むし歯になりやすい歯と歯の間(隣接面)を一番きれいに掃除できたのはフラットタイプのミディアムソフトでした。同タイプ内で比較すると、全体的にソフトやハードよりミディアム(あるいはミディアムソフト)の毛質が隣接面の汚れの除去に有利と言う結果でした。
ただし、歯ブラシで歯と歯の間がどの程度きれいになったと思います?
優秀な歯ブラシでも役6割の除去率にとどまりました。頬側と舌側の両面から15秒みがいた結果がこれです。
ですから歯周病で血が出るなどの問題がないなら、できればミディアムの毛質で歯磨きし、フロスか歯間ブラシもぜひ併用してください。この場合、歯科衛生士に選んでもらうのが一番です。歯科医院で歯ブラシを処方してもらってくださいね。