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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
口内炎自体は重度の病気ではありません。ただし、全身の健康状態が良くないことの信号と考えられています。したがって口内炎を抑えるには、休養・栄養・睡眠を十分にとることはもちろん必要ですが、そのほかの要因が原因のこともあります。
口腔内に良くできる口内炎としては、アフタ性口内炎、ヘルペス性口内炎、この2つが圧倒的に多いようです。
まず、アフタ性口内炎から。表面が黄白色で周囲が赤みを帯びた病変です。唇の裏側や舌先端、頬の粘膜にできることが多いようです。食べ物や飲み水が接触しただけでもかなり痛みます。1~2週間で治ることが多いです。
次に、ヘルペス性口内炎を説明します。口腔粘膜、唇の端(口角)にできることが多く、発赤、小水疱を生じます。その後、水泡は破れ、黄色身を帯びたびらんや潰瘍を形成します。激しい接触痛があります。およそ10~14日で治癒します。
治療法は、アフタ性口内炎にはステロイド軟膏、ヘルペス性口内炎には抗ウイルス軟膏を使用します。
どちらにしても、ご自分で判断するのではなく。必ず来院していただくようお願いします。