佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

　おはようございます。こうすけ歯科医院の古川です。

　子供のときの歯である乳歯は、１２歳頃にはほとんどなくなり、永久歯に生え変わっていきます。「いずれ抜けてしまう歯だから、むし歯になってもまあ仕方ないか・・・・・」と考えていないでしょうか。乳歯は、健康な永久歯を導く準備をしてくれる大切な歯です。乳歯の働きとお手入れの仕方を紹介しましょう。

　①乳歯の働きは・・・？

　働きとしてはまず噛むということです。よく噛むこと、口の中に唾液がたくさん出るので、食物の消化･吸収が良くなります。また良く噛むことで、アゴの成長を促進させることができます。

　次に話すことです。前歯がないと「さしすせそ」を正しく発音することは難しいです。無理に発音しようとすると、癖のある発音になってし待ったり、しゃべり方にも癖がつくことになります。歯が正しく生えそろっていることで発音も正しく育ってくるのです。

　最後の働きとしては、永久歯を正しく導くということです。乳歯の下では、毎日永久歯が成長し、あごの骨も永久歯が生えてくる為に成長しています。永久歯は、その上の乳歯の根を少しずつ吸収しながら正しく生えるべき場所へと永久歯を導きます。まず乳歯が健康に生えそろっていることが大切なのです。

②正しい噛み合せにするにはどうすればいい？

　乳歯から永久歯に生え変わる時期に、正しい歯並び･噛み合せで歯が育つように歯医者さんで育成する必要があります。これを咬合育成といいます。生えそろったばかりの永久歯の噛み合せに問題がある場合、放って置くと将来おおがかりな治療が必要となります。

③自宅でできるむし歯にならない為のチェックポイントは？

　歯と歯ぐきの境目に、白くてやわらかい汚れが残っていませんか。市販の染め出し液を使ってチェックすることが可能です。また、奥歯と奥歯の間は、歯ブラシだけでは、汚れは絶対取れません。糸ようじの使用が効果的であると思われます。最後に、歯科医院で定期的に検診を続けることが最大のむし歯予防となります。

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