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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
人と会うとき、自分の口臭が気になることはありませんか?自分の手に息を吹きかけて、臭わないから大丈夫!と思っても、家族や友人などに指摘されて悩んだことがある人もいるのではないでしょうか・・・・・口臭の原因を知り、予防ノウハウを身につけましょう。
口臭の主な原因は、ほとんどが口の中にあります。まず誰でも思い浮かべるのは、歯槽膿漏、むし歯です。その他合わない被せ物や詰め物がにおいの原因になります。また、舌についた汚れなども口臭の原因となります。
口の中は、常に唾液によって自浄作用が働いていますが、この唾液が少なくなると口臭が強まります。起床直後は、就寝中に唾液の量が減るので口臭が強く感じるのはみなさん経験したことがあるでしょう。また空腹時、その他、緊張しているとき、女性の月経や妊娠中のホルモンの影響でも口臭が強くなる場合もあります。ただ、これら唾液の現象によって起こる口臭は、生理的口臭と呼ばれ、誰にでもあり、特に心配したり悩む必要はありません。
舌の汚れは、舌ブラシなどを用い前方に汚れをかき出すことによってきれいにすることができ、臭いを予防することができます。
口臭の原因のうち、歯周病、むし歯、冠の不適合は歯科医院で必ず治療をしてください。特に歯周病は、清掃不良の結果、歯垢、歯石が大量に付着し、歯肉に炎症を起こしますので、これらを取り除くことが治療の第一歩です。口臭そのものは病気ではなく、病気のひとつの症状なのです。原因となっている病気が治れば、当然、口臭も収まります。