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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
フッ素は身の回りにあるほとんどのもの、食品をはじめ、水、土、草、木・・・・もちろん人間の体の中にも含まれています。このフッ素は、歯や骨を丈夫にする大切にする構成成分。毎日の食べ物、飲み物から摂る量ではどうしても不足しがちです。歯の質を維持する為にフッ素を補ってやる必要があるのです。
フッ素は子供だけではなく、あらゆる年齢の人にとっても大切な成分です。
たとえば、赤ちゃんの口の中にはもともとむし歯菌は存在しません。「フーフー」や「口移し」で食べさせることで、母親の口から菌も一緒に赤ちゃんの口に移ります。妊娠中から、キシリトール、フッ素、などで原因菌を減らしておくことが重要です。
子供には、フッ素塗布は特に重要です。永久歯が放出したての時は、まだ歯が成熟していないので、むし歯菌に侵されやすい状態にあります。フッ素を継続して利用することで、歯の質を強化しむし歯菌に強い歯を育てます。
成人の方には、新しく歯周病という問題が起きます。歯周病が進行すると歯ぎしりなどにより歯の根がくさび状に削れたり、歯がしみるなど知覚過敏等の症状も出現してきます。また歯と歯の間の隙間が広がり、そこがむし歯になりがちです。これらにもフッ素は有効です。
お年寄りには、歯周病の進行にとともに歯ぐきの痩せも顕著になります。エナメル質に比べ根の部分は非常にむし歯になりやすい箇所なので、フッ素で歯質強化しておくことが重要になってきます。