佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

　こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。

　キシリトールとは、白樺や樫などの樹木から取れる成分を原料とした自然の甘味料です。一方、リカルデントは牛乳の蛋白質から作られた無味無臭の天然由来成分です。どちらも天然素材でできており、体に害がなく、小さなお子様でも安心して摂取できるもので、歯の健康に有益であると考えられています。

Ｑ．１　キシリトールの効果は？

キシリトールは砂糖と同じくらいの甘さがあるのに、砂糖と異なり、むし歯の原因となる酸の材料にならず、細菌に酸を作らせません。その結果むし歯菌の活動自体が抑制されます。さらに、唾液中のカルシウムを安定させて、歯の再石灰化が促進されるので、歯を丈夫にする効果があります。

Ｑ．２　リカルデントにはどんな効果があるの？

リカルデントは、1むし歯の始まりを抑える脱灰抑制効果、2.歯のエナメル質にミネラルを取り戻す再石灰化効果、歯を酸に溶け難くする耐酸性効果があります。

Ｑ．３キシリトールはどのくらいの時間採り続けると効果が出てくるの？

2週間～1ヶ月程度で効果が現れ、その効果を持続させるには1～2年の摂取が必要と言われています。その後摂取を止めても3～5年は効果が持続すると考えられています。

Ｑ．４　歯磨きは必要なの？

シュガーレスガムを噛み続けても歯磨きは必要です。粘着性のあるプラークをサラサラにさせる働きがキシリトールなどにはあるので、ガムを噛んだ後に歯磨きをすると、プラークを簡単に取り除くことができます。

Ｑ．５　フッ素入り歯磨き剤を使用しつつシュガーレスガムを噛む効果は？

両方の作用でさらに効果が増大し、新しウ蝕の発生を強く抑える抑えることが期待できます。

Ｑ．６　妊婦はキシリトール、リカルデントを摂っても大丈夫？

安全です。産後、乳幼児へのミュータンス菌の感染が抑えられると言われているのでむしろ妊婦にはもってこいの物かもしれません。ただし、リカルデントは牛乳由来成分なので、牛乳アレルギーのある方は、妊婦であるなしにかかわらず摂取を控えてください。

 

　　　　

 

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