休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
ブラキシズムをしている人で、
歯にどのような影響が具体的にあるかというと、
1.歯の磨耗が起こります
ブラキシズムにより硬いエナメル質が磨り減り、
中の象牙質が見えてくることがあります。
そして、ときどきしみたり、残ったエナメル質の部分が薄くなり
強度が落ち、歯が割れやすくなります。
もっと磨り減ると歯髄が感染し、炎症が起こることもあります。
力の影響で歯髄が死んでしまったり、
歯の根の先端に炎症が起きることもあります。
そのようになると歯茎が腫れたり、咬むと痛みが生じたりもします。
2.歯がしみる(知覚過敏)
ブラキシズムのために、むし歯でもないのに、歯がしみることもあります。
3.冠や詰め物がはずれる
力のかかり具合によっては、たびたび冠や詰め物が外れたりします。
4.歯が割れる
強大な力で激しくこすり合わせることにより、
歯そのものが割れてしまうこともあります。
歯髄が残っている歯でも割れることもありますが、
神経を失った歯の場合、強度が落ちてくるため、いっそう割れやすいのです。
割れてしまうと治療の施しようがなく、
残念ながら抜歯しなければならないことが多くなります。