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木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
今日はブラキシズムへの対応の話をします。
癖を直すには、日常行動を変えることが必要です。
それにはご自身の努力が大切で、
それは歯科医院での対応よりずっと重要です。
・歯ぎしり・咬みしめの確認
昨日、ブログで紹介したチェックリストや歯科医院での診査で、
ブラキシズムがないか確かめてください。
当てはまる部分がある人は、その癖が
口の中に悪影響を及ぼしていることをご自身でしっかり認識してください。
・意識を変える
奥歯でしっかり咬みしめる。
あるいは硬い食べ物を何回も噛んだほうがあごが強くなると
固定観念を持っている人は、注意が必要です。
必要以上に強い力を出すことが「癖」になっているかもしれません。
・日常生活を変える
日中には次のことを意識してみてください。
唇は閉じて、上下の歯は合わせない
咬み合わせていることに気づいたら、すぐに離す
唇や頬、あごなど口のまわりの力を抜く
緊張時、集中時には姿勢をよくし、肩の力を抜いて、深呼吸する
ストレスをためない
重い物を運んだり、激しい運動をするときには特に注意する
・就寝時に注意すること
極力悩み事や考え事をしない
リラックスしたイメージ
高い枕は、咬みしめ易くなるので避ける
あごに力が入りやすい体勢は避ける
・食事の注意
ブラキシズムのある人は、やわらかい食物も強い力で噛んでしまったり、
食事時間が短い、飲み込むのが早いといった傾向があるので注意しましょう。
また、極端に硬いものが好きな人は。注意してください。
噛む回数を増やし、ていねいに噛む
片側で咬み、反対側に送り、少しずつ噛む(左右均等に)
・その他
頬づえをつく癖があると、咬みしめ易くなるので、注意しましょう。
ひじをつくのもよくありません。
極度の例では、歯が動いたり、咬み合わせがずれたりすることもあるからです。