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木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
高齢者の増加に伴って増加傾向にある誤嚥性肺炎。
この肺炎の引き金を引くのも唾液の中に混在している細菌です。
また、大きな手術で人工呼吸器をつける再の
肺炎の合併症も問題になっています。
歯磨きや入れ歯の掃除、舌の掃除やうがい口腔衛生を心がけ
肺炎を予防しましょう!
唾液には、プラークや歯周ポケット、
そして 舌やのどにいる細菌が紛れ込んでいます。
この細菌は、本来胃の中に飲み込まれ、
強い酸性の胃液によって死んでしまいます。
しかし高齢者や寝たきりの方の場合、
ごっくんと飲み込む嚥下反射が低下しがちです。
そのため、間違って気道に唾液が流れ込むことがあります。
元気なうちは咳をして追い出すことができますが、
高齢者は咳反射も弱くなってきますので、
唾液と一緒に細菌が気管支や肺に入り込む(誤嚥)と、
細菌が炎症を起こして誤嚥性肺炎になってしまいます。
現在日本人の死亡原因の第3位が高齢者などの肺炎です。
高齢者が増え続けるなか、肺炎による死亡者も増え続け、
国内では毎日300~500人の高齢者が命を失っているといわれています。
高齢者など体力低下が問題になりやすい方にとって、
口腔ケアは命に関わる切実な処置です。
むし歯、歯周病を防ぐために丁寧な歯磨き、入れ歯のお掃除、
そしてうがいをしましょう。
ぜひ毎日のケアをお願いします。