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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
いや~、夜中から今朝方、皆さんは十分睡眠をとることができましたか。
地震すごかったですね。夜中ずっと揺れていたような~。
布団に再度入っても、スマホの警報で何回も起こされるし・・・・・・。
今日の患者さんは皆さん寝不足のようでした。
でも被害も出ているようなので、
みなさん早く安心できるようになればいいですね。1日でも早く復興できますように・・・・。
さて、今日は、唾液の働きについてお話します。
唾液の量は、1日に1~1.5Lも分泌されます。
唾液にはお口の粘膜の保護などさまざまな働きがあり、
お口や歯をはじめ、私たちのからだ全体を守っています。
唾液の働きを具体的に話すと、
まず歯ぐきや舌などの粘膜を保護し傷つかないようにする「潤滑作用」。
食べたりしゃべったりすることをスムーズにする働きです。
また、食物内のでんぷんを糖に変える「消化作用」もよく知られています。
ご飯をよく噛むと甘くなるのはこのためです。
さらに、「抗菌作用」もあり、ケガしたとき唾をつけると治るといわれるのもここからきています。
また食べかすを洗い流してお口に残ることを防ぐ「洗浄作用」や、
お口のなかのPHを正常に保ち、歯が溶けることを防ぐ「緩衝作用」、
唾液に含まれる蛋白で細菌を集める「凝集作用」、
細菌をお口の中から排出する作用など、
むし歯や歯周病から歯を守る働きもたくさんあります。
また、唾液内の糖タンパク質により
歯の表面に形成されるペリクルは、歯を保護します。
さらにお口の粘膜を修復する成分も含んでおり、傷を治す作用もあります。