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こんばんは。こうすけ歯科医院の古川です。
重症の歯周病の人は、腎機能が低いことが多いです。
これまでの研究結果によれば、歯周病を治療すると、
腎臓の状態も少し良くなる可能性が高いと考えられます。
慢性腎臓病を引き起こす代表的な原因は、糖尿病、加齢、喫煙で、
他に高血圧症、糸球体腎炎、自己免疫疾患なども挙げられますが、
原因がよく分からないことも多いです。
しかし、一部は歯周病が関係しているかもしれないといわれるようになりました。
歯周病患者は、血液中に炎症性物質が増加します。
つまり、全身が軽い炎症の状態になってしまうのです。
これは歯周病が治らない限り長期間続きます。
その状態が腎臓にも悪い影響を及ぼしている可能性があるのです。
以上のことより、慢性腎臓病と歯周病の両方にかかっている患者さんは、
歯周病が治った場合に慢性腎臓病も少し改善するかもしれないとのことです。