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入れ歯安定剤について

こうすけ歯科医院

入れ歯安定剤について

こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

「以前は問題なく入れ歯を使用していたけれども、最近は調子が悪いので入れ歯安定剤を使いたい。何か気を付けることはありますか?」このような患者さんが増えています。ちょっと前までは、「入れ歯安定剤は使用しないように」と私は説明していました(その主な要因は咬み合わせが使うたび変わるからです)。でも最近は、入れ歯安定剤の良いものが増えてきて、私の見解も少しずつ変わってきました。

最初はぴったり合っていた入れ歯も年月が経つごとに、少しずつ形が変わっていきます。そのため、入れ歯が痛くなったり、外れやすくなるようです。入れ歯を支えるあごの骨は、年々減少し、薬の服用やいろいろな疾患により唾液の分泌量が減少することが挙げられます。患者さんによって程度に差はありますが、これらの変化は避けることができません。

まず入れ歯の調子が悪くなり、入れ歯のがたつきが出たり、こすれて痛みが出る場合は、歯科医院で診てもらいましょう。歯科医院ではお口や入れ歯の状態を確認し、入れ歯のかみ合わせの調整や入れ歯内面を合わせることができます。多くの場合、これらの方法で解決することが多いようです。しかしながら、あごの骨の高さが無かったり、唾液の量が極端に少なかったりする場合、これだけでは解決しないこともあります。そこで登場するのが、入れ歯安定剤で、非常に有効になる場合も多いようです。

入れ歯安定剤について

※写真は歯科雑誌「nico」からの引用です。

入れ歯安定剤は、歯科医院はもちろんドラッグストア等で購入することができます。クリームタイプ、粉末タイプ、シートタイプ、クッションタイプなど4種類に分かれます。この中でおすすめはクリームタイプです。入れ歯の裏に2~3か所、それぞれ小豆程度(計3cm以内)の量を塗りそのあと水でお口をすすぎ、入れ歯を入れた約1分間ほど噛んでおきます。そうすることで唾液を吸収し、次第に粘着がでてきます。

就寝時は入れ歯を外し、入れ歯専用ブラシを用い安定剤をすべて除去し、入れ歯洗浄剤につけておきます。お口に残った安定剤はガーゼなどですべて拭い取ってください。

また、入れ歯は定期的にかかりつけ歯科医院で診てもらいましょう。もし入れ歯安定剤が必要な場合は、歯科医師や歯科衛生士から使い方を教わり、正しく使用しましょう。

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