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マウステーピングの効果(むし歯&歯周病編)

こうすけ歯科医院

マウステーピングの効果(むし歯&歯周病編)

こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

今回も「nico」からの引用です。

就寝中のマウステーピングによる口呼吸防止は、むし歯や歯周病にも効果があるといわれています。夜間口呼吸をしている方は、唾液が乾燥するので、むし歯ができたり、歯石がつきやすくなります。

歯の表面は非常に硬く、カルシウムやリン酸からできており、食事をするとお口の中のミュータンス菌が食べ物の中の表面に酸をつくり、カルシウムなどが溶け出しやすい状態になります。この現象を「脱灰」といいます。脱灰が繰り返されるとやがて歯の表面に穴が開き「むし歯」になります。

ここで唾液の重要な働きの一つに「再石灰化」という働きがあります。「再石灰化」とは歯の表面から溶け出したカルシウムを補う作用のことです。口呼吸で唾液が乾燥してしまうと、再石灰化が起こりにくくなり、むし歯ができやすくなるようです。

また就寝中の口呼吸は、お口の中を酸性にしてしまいます。寝ているとき、鼻呼吸の人のお口の中のPHが中性付近だったのに対して、口呼吸の方はPHがかなり酸性になっていました。歯の表面は、PH5.5以下になるとカルシウムなどが溶け出すといわれているので、口呼吸は、むし歯にとっては好ましくないようです。

唾液の作用には、お口の中の汚れを洗い出し、きれいにする働きもあります。そのため口呼吸でお口の中が乾燥すると、汚れが残ったままになり歯石もつきやすくなります。歯石がつくと、歯ぐきが赤く腫れ、ついには、あごの骨を溶かす「歯周病」になりやすくなります。

就寝中にマウステープを貼ることで、歯石がつきにくくなり歯ぐきの状態が良くなる方が多くいらっしゃいます。「以前は、口をゆすぐと、すぐ出血していたのに今は全然出なくなった」という方も多くいらっしゃいます。

以上のことにより、マウステーピングはむし歯や歯周病に良い効果を示すようです。

 

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