佐賀市兵庫町の安心の歯医者「こうすけ歯科医院」のお知らせ・ブログのページです。

こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。

今回も歯科雑誌「nico」からの引用です。

皆さん、正しい入れ歯のお手入れ方法知っていますか？今回は、そのことについて述べようと思います。

まず入れ歯はこのような構造になっています。

※写真はすべて歯科雑誌「nico」からの引用です

 

入れ歯をきれいにすることは、残っている歯のむし歯の予防、口内炎やカンジダ菌症などの粘膜疾患の予防、誤嚥性肺炎の予防などお口や全身の病気の予防につながります。また口臭の予防にももちろんつながるようです。

次に注意する点は、

１．入れ歯を水ですすぐだけでは、汚れは不十分です

２．洗浄剤を溶かした水に入れ歯を漬けるだけでは、不十分です　必ずブラシでみがいてからから、洗浄剤につけましょう

３．入れ歯の歯ばかりみがきがちになるので、床の裏側や、金具の部分にもブラシを当てましょう

４．入れ歯の状態やお掃除がしっかりできているかを定期的に歯医者さんで診てもらうことは大事なことです（必ず定期的にプロケアをしてもらってください）。

　次に手順を述べます。

①まず歯ブラシで大きな食べかすや汚れを落とします。

②入れ歯の歯の部分だけでなく、床の表と裏、金具もまんべんなくブラシを当てゴシゴシみがきましょう

このとき、効率的にみがくには、入れ歯用ブラシを使うとみがきやすいです。普通の歯ブラシよりもブラシ部分が大きく、毛のコシが強く、持ち手も大きいので、力が入れやすいです。また水を溜めた洗面台や洗面器の上でみがくことをお勧めします。入れ歯を床の上など固いところに落とした場合、入れ歯が割れてしまうことがあるので注意しましょう。入れ歯を磨くとき、金具をもって力をかけると、金具が曲がったり折れてしまうことがあるので、手のひらで包むように持つと安定すると思います。入れ歯は、金具の部分や床の裏側も水を当てながらしっかりブラシで汚れを落としましょう。

③洗浄剤を使用して汚れを除去します

洗浄剤に入れ歯を漬けて、目に見えない細かい汚れを除去しましょう。また、入れ歯についた菌を殺菌します。最後に入れ歯に洗浄剤が残らないようにしっかりすすぎます。

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