休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
心拍数と心拍のリズムが正常範囲から外れたものを不整脈といいます。加齢とともに不整脈は増加するようです。心房細動では、脈が一定のリズムを示さず、脈拍数は多くの場合上昇します。心房細動の問題点は、左心房内で血の塊(血栓)がつくられやすくなることです。この血栓が血流により脳に運ばれ、脳の動脈に詰まり脳梗塞を起こすリスクが高くなることが、心房細動の最大の問題点といえそうです。また脈拍数の高い心房細動が続くと、心臓の機能が著しく低下し、心不全となる場合があります。
歯科治療時、注意することは、不整脈の多くの患者さんは、経口抗凝固薬を服用していることです。経口抗凝固薬を飲んでいる状態で行う血を観る歯科処置では、薬の影響で止血が難しくなります。あらかじめ血液サラサラの薬を飲んでいることをかかりつけの歯科医に伝えましょう。自己判断で薬を止めることは、非常に危険なので決して行わないようにしてください。