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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
以前、マウステープを貼り始めてから寝起きが快適になった、というブログを書いたのですが、今日は、その続きです。
マウステープを貼ると、口を強制的に閉じさせるので、のどのヒリヒリ感の改善の他、気道を広げることがわかってきました。
マウステープにより体にどんな変化が起こるのでしょう。閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSA)の患者に、マウステープを貼って気道がどのように変化するかを調べた研究があります。この実験により、マウステーピング前後で気道の面積を比較するというものです。
結果は、マウステーピング後、40%の患者さんで上あご部、舌の奥部の両方で気道の閉塞が大きく改善することがわかりました。特に舌の奥部の気道面積は10%の改善がみられたそうです。さらに無呼吸・低呼吸指数(AHI)が高い方(重症)がより改善する傾向にあったそうです。
マウステープをすると「ぐっすり眠れた」「夜中起きなかった」「夜、おしっこに行かなくなった」「いびきが減った」などいろいろメリットがありそうです。さらに、口が閉じているので口腔内環境も保たれます。
私もそうですが、いいこと尽くしです。