休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
歯周病は、歯の周りの病気です。健康な状態であれば、歯の周りには歯ぐきと骨があり、歯をしっかり支えていますので、何でも噛むことができます。しかし歯周病が進んでくると、歯の支えが弱ってくるため、今まで噛めたものが噛めなくなってきます。
歯周病の怖いところは、無症状に進行していき症状がでたときには、重症なことが多いことです。自覚症状がないため、歯周病の検査は歯科医院で他覚的に調べることになります。
初診時は、「現在、歯周病がどれくらい進んでいるのか?」など患者さんの歯周組織(歯ぐきや骨)の現状を把握するために検査を行います。治療後には、「どれだけよくなったのか?」「歯周病リスクはどこに・どれくらい残っているのか?」を再評価検査で調べます。そしてメインテナンスに移行してからも、「新たな問題点は発生していないか?」「悪くなっていないか?」を確認するために検査を行います。
一般的な検査項目をここに簡単に載せておきます。
プロービング・・・正常な歯周ポケットは、深さが1~3mm程度で、これを超えると歯周病の疑いが浮上します
プロービング時の出血・・・出血する場合が多ければ炎症が強いですし、逆に少なければ安定しているといえます
レントゲン像…歯を支えている骨の状態を調べます
歯の動揺度・・・歯周病の進行度だけではなく、噛む力や噛み合わせの影響でも増加することがあります
歯ぐきの退縮度・・・歯ぐきがどれくらいやせているか調べます
そのほか・・・糖尿病や喫煙などのリスクファクター、細菌検査、細菌のDNA検査、等
以上、歯周病の検査項目を大まかに載せておきました。この他にもいろいろ歯周病の検査項目はあると思いますが、詳しいことはかかりつけの歯科医院で訊いてみてください。