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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
歯は、中心に神経があり、それを覆うように象牙質とエナメル質があります。歯の神経は、専門的には「歯髄」と呼ばれ、血管や神経から成り立っています。
歯髄から微細な管が無数に伸び、その管を通って栄養が象牙質に送られています。この微細な管は「象牙細管」と呼ばれ管の内部は組織液で満たされています。
歯ぎしりでエナメル質の表面が擦り減ったり、歯周病や過度の歯みがきなどで歯ぐきが下がり象牙質がむき出しになると、象牙細管も露出してしまいます。そして知覚過敏を発症するようです。
露出した象牙細管は、外部からの刺激の通り道となります。先述したように管の内部は組織液で満たされていますので、冷温の刺激や、歯ブラシなどの物理的刺激、細菌などの異物による刺激が加わると、象牙細管内の組織液の流れに変化が生じます。これが歯髄に伝わることで、知覚過敏が生じます。