休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
歯科雑誌からの抜粋です。現在、がんになる方は増加の一途をたどっています。統計的には「2人に1人は一生のうちに何らかのがんに罹患する時代」といわれています。しかし、各種がん検診の広がりにより、がんが早期発見される確率は増えていますし、がん治療のレベルも上がってきています。また、手術スキル、抗がん剤の開発も年々進んできています。
がん治療は、①手術、②放射線治療、③抗がん剤治療、④緩和ケアが4つの柱からなっています。がんのできた部位により治療方法はいろいろありますが、手術で切除することが今でも第一選択肢になっているようです。転移があったり、血液のがんであれば、抗がん剤治療を行うことがほとんどです。手術に患者さんのからだが耐えられない場合には、放射線治療が選択されます。からだや心の痛みを和らげるためには緩和ケアが行われます。
以上の4つの方法が、必要に応じて併用されます。がん治療においては合併症や副作用が生じますが、これらの頻度や程度を軽減するのに、歯科受診が助けになることがあります。
次回は、そのあたりのことをもう少し詳しく説明します。