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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
AGEという言葉をご存知ですか?
AGEとは、食事などで過剰に摂取した糖とカラダを主に構成しているタンパク質が結びつくことで体内に生成される老化物質のひとつで、最終糖化産物(終末糖化産物)と呼ばれています。コラーゲンに代表されるさまざまなタンパク質に糖がこびりつくことで、本来のたんぱく質の働きが損なわれ、コラーゲンがAGE化するとしなやかさが失われ、硬くなります。肌に存在するコラーゲンがAGE化するとしわやたるみの原因となります。その他に老化物質AGEは、動脈硬化、アルツハイマー病、がん、メタボ、更年期障害、薄毛、骨粗鬆症などに関わっていることが知られています。骨粗鬆症でいえば、骨のコラーゲンに糖化現象が起き、AGEが溜まってくると、ちょっとつまずいただけでも骨折してしまい、チョークのように骨がもろくなっていくようです。
AGEのつくられ方は、加速する要因が二つあります。一つは糖尿病で、もう一つは、加齢であると言われています。
以上のようにできるだけAGEを増やさないことが、大事になってきます。
次回は、AGEを増やさないような食材、調理方法に関して述べたいと思います。