休診日
木・日・祝
※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
歯を失うと食べにくい、噛みにくいだけではなく、いろいろな影響が出てくることが研究によってわかっています。歯が無くなると食べられるものが限られ、偏食、栄養の偏りが起こったり、認知症のリスクや死亡率も高まるという報告もあるようです。
現在、高齢者で増加している「閉じこもり」も例外ではないようです。
歯がないために口元を見られるのが嫌で、人と話すのが嫌になってしまい人と会うのを避けがちになったり、友人との食事でも好きなものが食べられないために、友人とのお誘いもお断りしなければならなかった、という話も耳にします。
65歳以上の方のある研究では、20本以上歯のある方は、19本以下の方と比べて「閉じこもり」になるリスクは有意に低いそうです。また19本以下歯のある方の中でも、入れ歯を使っている方の方が、使っていない方よりも「閉じこもり」になるリスクは低いという結果が出ています。
非常に興味深い研究ですね。