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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
咀嚼についてのお話です。咀嚼とは食べ物をかみ砕くことをいいます。動物にとって、歯を歯が折れたり、歯を失うことは、死を意味します。そういう意味では、歯の終わりが命の終わりといってもいいでしょう。しかしながら人間は、失った歯をブリッジ、入れ歯、インプラントによって置き換えることを可能にしてきました。いろいろな方法がありますが、一番咀嚼することができるのは、やはり自分の歯であることだけは間違いないようです。
現代は、よく噛んで食べることは肥満の予防の改善に対して有効であることは、常識となっています。日本ではよく噛むことの8大効果としていわれるのが「ひみこのはがいーぜ」という標語です。食べ物をよく噛むことは単に食を楽しむためだけでなく、全身の働きを向上させ、健康な体を維持するのに重要な活躍をしていることがいわれています。標語は次のことを表します。
ひ:肥満防止
み:味覚の発達
こ:言葉の発達
の:脳の発達
は:歯の病気予防
が:がんの予防
いー:胃腸快調
ぜ:全力投球
記述したように、人間だけは歯を失っても生きることができます。食べることの基本は生きることです。単に生きるだけではなく、よく咀嚼することは充実した人生を送ることに直結しているようです。