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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
昭和のむし歯予防の常識として、むし歯はプラーク内の細菌がつくるので、むし歯予防にはていねいなブラッシングでプラークを落とすことが、むし歯予防には一番効果的であるといわれていました。
しかしながら、今日令和時代のむし歯予防の常識としては、もちろん汚れを落とすことは大事であるけれども、むし歯予防効果が最も高いとは実証できていません。なぜならむし歯ができやすい歯と歯の間、溝の部分、被せ物と歯ぐきの境目の部分、このような場所では歯ブラシの毛先1本より狭いため、歯ブラシが中まで届かずプラークを落とすことができないからです。
それでは何が有効なのでしょうか?それはフッ化物の利用と溝の部分を埋める小窩裂溝シーラントがむし歯予防に有効であるとされています。また食事のコントロール(砂糖摂取制限)の効果も高いということが示されました。