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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
治療をして被せた歯が、何度も何度もすぐ取れたり、壊れてしまうことはありませんか?
もしかしたら、無意識に過剰な力が働いている可能性があります。
歯を痛める過剰な力には大きく分けて2種類の力があります。
一つは歯ぎしりによる力です。歯ぎしりは寝ているとき無意識に過大な力がその歯に及ぶので、起きているときと違い力の加減が効かず、大変強い力が歯にかかります。基本、寝ている間は、ほとんどの時間、上下の歯は接触しません。でもその力は強大で、ギリギリと歯を揺さぶるため、短時間であっても大きな為害作用があります。
もう一つ原因となるものが、TCH(Tooth Contacting Habit)と呼ばれ「上下の歯を無意識に接触させる癖」です。上下の歯は、起きているとき接触することは稀なことです。食事のときも、食物が介在するので離れているといわれています。重いものをもつときには、一時的に上下の歯を噛み合わせることはあるかもしれませんね。このように患者さんの中には、歯を接触させる癖のある方がいて、歯やあごの関節を痛めてしまうこともあるようです。
治療をしたところが壊れてしまったり、すぐ外れたり、歯が割れたり、欠けたりする方は、一度かかりつけの歯科医院で診てもらった方がよいかもしれませんね。