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※木曜日午前中は不定期で診療いたします
こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
妊娠中はホルモンの増加により、歯ぐきの問題が起こりやすくなります。
歯みがき時の出血や歯ぐきの腫れを訴える方が増えるようです。
ただし、適切なブラッシングとプラークコントロールを行えば
炎症を最小限に抑えることができ、ほとんどの方の症状が改善されます。
妊娠すると、女性ホルモンの血清濃度の上昇にともない、
唾液や、歯ぐきの溝から出てくる組織液の中における女性ホルモンの濃度も上昇し、
種類によっては妊娠していない時の10~1000倍にも増えます。
歯周病菌は女性ホルモンを栄養素とする菌もいるので、
歯周病菌も当然増殖します。
ゆえに妊娠製歯肉炎などが起こりやすいのです。
また妊娠中に歯ぐきが赤く腫れあがり塊をつくることがあります。
これを妊娠性エプーリスと呼びます。
これは女性ホルモンの増加により
歯ぐきのコラーゲンが増殖したものと考えられています。
いずれにしても十分なブラッシングとプラークコントロールで
改善することが見込めます。