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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
現在では、マスクを装着することは当たり前になってしまいました。最初の頃はわずらわしさ、息苦しを感じていても、だんだん慣れてきて、今は普通になってしまった、という方も多いのではないでしょうか。
皆さん、マスクを装着しているとき、無意識にお口を開けていませんか?マスク装着中の息苦しさから「鼻呼吸」を忘れていませんか?ヒトは普通、鼻から呼吸をする動物です。鼻は最高の加湿・加温機能付き空気洗浄器なのですが、口から呼吸をすることを長時間行っているとさまざまな弊害が起こってきます。
口呼吸は細菌やウイルスや塵などをダイレクトに取り込むことになります。そして体内に適さない冷たい空気を入れるばかりか、喉の奥の免疫機構にダメージを与えます。
口や喉が乾燥してしまい歯肉が腫れたり、むし歯になりやすくなったり、歯並びにも影響を及ぼすことがわかっています。また粘膜が乾燥し傷つきやすくなり、唇が荒れたり、口内炎や口角炎になったり、喉がイガイガしたりしていいことなしです。
マスクをしてもきちんと鼻から呼吸するようにしましょうね。