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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
皆さんは、「寝たきりにならずに暮らしたい。死ぬときは、ピンピンコロリで・・・・」という考えの方がほとんどだと思います。
寝たきりになるリスクと、お口の中に残っている歯の本数の関係を調べた文献が載っていたので紹介します。
福岡県のある町を対象とした研究で要介護状態の高齢者とそうでない高齢者各62人に対し、要介護状態になった原因疾患、治療歴、生活習慣、要介護期間、そして残っている歯の本数について聞き取り調査を行った研究がありました。
結果は、「歯が10本未満のヒトは寝たきりになるリスクが15倍になる」ということでした。また、失った本数が「0~4本」のひとを基準値(1)とすると、失った歯の数が多いほど死亡リスクが上がっていくことがわかりました。最大で「20~24本」失ったヒトはリスクが1.8倍にもなっています。
結論として歯を残すために欠かせないのは、日ごろからの丁寧なセルフケアと、歯医者さんに通うことであると締めてありました。