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こんにちは。こうすけ歯科医院の古川です。
東京医科歯科大学の相田先生が書かれた文献からです。「お茶」と「人」と「むし歯と歯周病」の関係です。
緑茶と友人とのおしゃべりは、おいしい、楽しいだけではなく、歯の健康を守ってくれる可能性があるとのこと。緑茶の中には、カテキンという物質が含まれており、これには殺菌作用があります。そのためむし歯や歯周病の原因菌をある程度は抑えてくれると考えられているとのことです。また、緑茶には、歯みがき剤のむし歯予防成分であるフッ素も含まれています。
そして人との交流があると、歯みがきする回数も当然増えるので効果があるだろうといわれてます。このようなちょっとしたことも積み重なれば歯の健康に貢献するようですね。
実は、統計的にもお茶をたくさん飲む人(4杯以上/日)、人とよく会う人(10人以上/日)では、歯の残存指数に違いがあることがわかっています。
緑茶と人とのつながり両方を考慮したところ、人と会わない方では緑茶の恩恵が強く、緑茶を飲まない方では人の恩恵が強い傾向がありました
コロナ禍で人と会いにくい時期は、緑茶をよく飲むといいかもしれませんね。でも緑茶を飲んでいるからといって、フッ素入り歯みがき剤の使用や歯科検診はくれぐれも忘れないようにお願いします。